付き合い始めの頃は、優しかった恋人が、携帯や服装のチェック、友人との付き合いやアルバイト先の制限、頻繁なメールによる行動の監視などの強い束縛状態から、馬鹿にしたり罵ったりなどの暴言を吐くようになるが、それらが繰り返されるうちに感覚が麻痺して精神的なダメージを受けるようになることを、実際の事例を交えて説明していただきました。このような事態は、相手のことを考えた発言や行動、お互いを尊重し合い、相手を思いやる気持ち、ありがとうとの気持ちを伝えるなどが重要であることなどを詳細に説明していただきました。

あと半年足らずで高校を卒業する生徒たちは、これから幸せな人生を送るために大切な事を学んでくれたことと思います。

１０月４日に、県営八代野球場で行われた「第４６回九州地区高校軟式野球熊本県大会」決勝で、本校は、熊本農業高校を１２－１で下し優勝しました。
メンバーは次の２０名です。
野口くん(2T2北部中)　清水くん(2F5小川中)
大塚くん(2F3合志中)　富田くん(2F3城西中)
内田くん(2F5鹿南中)　井上くん(2JS2北部中)
安武くん(1ST竜南中)　猿渡くん(2T2田隈中)
谷富くん(2F3京陵中)　中村くん(2JS1楠中)
岩根くん(2F1菊池北中)　藤本くん(1F2京陵中)
池田くん(1F1京陵中)　長本くん(1F4鹿南中)
友川くん(1F4三和中)　飽本くん(1S2桜山中)
上村くん(1T1京陵中)　米村くん(1F4天明中)
野中くん(1S1玉陵中)　松村くん(1S1荒尾海陽中)

１０月３１日と１１月１日は、文化祭でした。今年度のテーマは、野中くん(1S1玉陵中)の「結(ＹＵＩ)～bonds of friendship～」が採用されました。行事は一人では成功させることができず、全員でやり遂げた時、最高の達成感が味わえることから、「人と人とのつながり」を大切にすることを考えて作ったテーマです。
１日目は、生徒会副会長の犬童さん(3JS3人吉第二中)の開会宣言の後、学校長挨拶、文化広報委員長の藤本さん(3JS3富合中)が挨拶を行い、ステージ発表の部が始まりました。
ステージ発表は、田尻くん(3F4西合志南中)の詩吟「富嶽」から始まり、弁論大会では、鈴木さん(1F1西山中)「夢に向かって」、安永さん(1S3植木北中)「平和のためにできること」、前田さん(1SS熊大附属中)「The meaning of learning English」、高田さん(2F1飽田中)「一度きりの人生」、宇野さん(2JS1小国中)「私の夢」が発表され、最優秀賞には宇野さんか選ばれました。
その後、濱端さん(2JS3玉名中)の海外研修報告、科学同好会の池部くん(2JSS文徳中)・緒方さん(2JSS井芹中)・田口さん(2JSS文徳中)による「ハロゲン電池の製作を目指して」の発表。総合的学習の発表として、１年生が「日中の関係」「食のバリアフリー」「スポーツにおける食と健康」、２年生は崇城大学体験学習の中から「ＤＮＡを増やして観察してみよう」「植物が根から出す汚染物質浄化酵素を調べよう」が発表され、「ボールペンについて」を姫野くん(2JS2文徳中)を、保健委員会が「保健委員会活動の実践報告を行いました。続いて、西山くん(2T1泗水中)・尾田くん(2T2北部中)・志戸くん(2T2八代四中)・野口くん(2T2北部中)・福田くん(2T2佐敷中)による英語劇、平嶋さん(1SS出水南中)のヴァイオリン演奏、河内くん(2T1市城南中)のピアノ演奏、石村さん(2JS3竜南中)と担任の栃澤先生との歌、飛び入りで４月から声楽を始めた松本先生が小栁さん(1S2玉東)の伴奏で歌を披露し、最後は空手道部の演舞で終了しました。
２日目は、フリーステージと展示・企画・模擬店でした。フリーステージでは、生徒会による文徳クイズ、ダンス、弾き語り、歌唱王、吹奏楽演奏が行われました。展示・企画では、１・２年生の総合学習の壁新聞、課題研究発表、壁新聞、書道の作品展示、写真部と美術部の作品展示、茶道部のお茶会、自主作成映画上映、日本赤十字社救急法指導員の山内俊雄氏をお招きしての救護法講習会が展示・実施されました。模擬店は、スープ、チュロス、ぜんざい、白玉デザート、クレープ、焼きそば、カレー、ワッフル、タカピオドリンク、相撲部のちゃんこ、淵徳会のうどんとおでん、文徳会の豚汁・おにぎり・ウィンナー・揚げタコ・ハッシュドポテト・シュークリーム・エクレア・ジュース、バルーンアート、縁日が準備されて大盛況でした。
一般公開終了後は、全校生徒での校歌斉唱で文化祭は終了しました。

１０月７日に、理工科の２年生を対象として、熊本時習館夢の道しるべ事業の一環で「職業講話」が実施されました。有限会社香取感動マネジメント代表取締役香取貴信氏を講師にお招きして、「私の経験したディズニーマジック」と題しての講演でした。
１６歳からディスニーランドでアルバイトを始め、次第に「働くこと」「責任を持つ」 「夢を実現する」 「情熱」ということを実感する様子を、自らの失敗談を交えながらパワフルに語っていただきました。生徒は、働くことのすばらしさ、人間として成長する楽しさ、未来をつかむ「夢」や「希望」などを感じ取ってくれたものと思います。