「ようこそ先輩」開催

文徳高校では例年1学年を対象にして「ようこそ先輩」を開催しています。本校の卒業生を招いての講演会です。今年は、12月16日(土)に3名の卒業生が講演のために駆けつけてくれました。講演の要旨を紹介します。

 

松田義輝氏(崇城大学施設課係長 平成2年電子工業科卒)

 

小学校時代から現在に至るまでの35年間を、阿蘇から1時間40分かけて通学していた高校時代の話をふまえての講演でした。人生の転機にはどれだけ勉強しているか、どのような資格を持っているかが重要であるという話を踏まえて、次の言葉を後輩に送っていただきました。

   時間(自己)管理をしっかりすること

   文徳の生活信条を実践して感謝の気持ちを忘れないこと

   文徳出身であるという帰属意識を持つこと

   世界にはばたくために英語を勉強すること

   金銭的な面よりもやりがいのある仕事を見つけること

   状況の変化に応じることのできる柔軟性を身に付けること

   徹底的に考え確信を持って行動すること

 

   

吉住健太氏(国立徳山工業高等専門学校土木建築工学科4年 平成17年建設システム専攻卒)

 

高校受験で公立受験に失敗して文徳高校に入学して国立高専に合格するまでの経緯を話していただきました。

1年の時、担任の先生から高専受験を勧められ、親も賛成したこともあり高専編入の勉強をはじめた。高専を目指す生徒は電子専攻の生徒が中心であり、建設専攻は4名であった。そのうちの3名は途中で脱落し、最後まで残ったのは自分1人であった。それだけ高専受験の勉強は厳しかった。親の気持ちに応えたかったということが、脱落もせずに勉強を続けられた理由のひとつである。勉強を続けているうちに進路が次第に見えてくるようになった。結果的に、徳山高専に合格したあとも2校の高専を受験して全てに合格することができた。高専での勉強はより専門的になり苦労しながら勉強したが、熊本大学の編入試験にも合格することができ、来年4月からは熊本での勉強が新たに始まる。目標を高く持って努力すれば結果がついてくる。このサイクルを大きくしていくことで人間は成長するものであると実感している。

高校受験に失敗した時、中学の担任の先生が、「人は失敗をしたことのある者が大きくなれる」とおっしゃった。今現在の自分は、決して自分の努力だけであるのではない。親や先生方の支えがあってこそである。感謝の気持ちを常に忘れないようにしたい。

 

   

小木充也氏(熊本市立清水中学校教諭 昭和62年普通科卒)

 

私立の良さは、いつ学校を訪れても高校当時の先生がいらっしゃることであり、在校生のみんなには文徳に来て良かったと思えるように努力して卒業してほしいというメッセージから講演を始めていただきました。

文徳には第2志望で合格して入学した。公立に落ちたという挫折感をひきづりながら入学式に臨んだが、担任の先生からの「君たちは落ちこぼれではない」という第一声で私の高校生活は前向きなものに変わった。君たちには支えてくれる誰かがいる。それは、共に生活し競う合う仲間であり、小さいときから愛情を注いで育ててくれている親であり、皆を見離したり突っぱねたりしない文徳の先生方である。人は本気になって物事に取り組むと、達成感を覚えて自信につながる。そして自分が本当にやりたいことに気がつくものである。後輩の諸君には、素直な気持ちを持つこと、先生を好きになること。そして教科書をしっかり読んで自分で内容を説明できるようになること。それを繰り返す習慣を身に付け、自分の進む道のプロを目指してほしい。卒業生として文徳の名前を見たり聞いたりすることは嬉しいし、自分自身の活力にもなる。後輩諸君の活躍を祈っている。

 

   
     
     

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