「総合的な学習」(第5回徳育講演会)
6月4日に、第5回の徳育講演会が行われました。今回の講師は、崇城大学応用微生物工学科の小川隆平教授をお招きしました。謝辞は1F3の坂田さん(玉名中)が述べました。要旨をご紹介します。
「人間の身体は燃料電池」
生物は何故息をするのか。息をするというのは水素を抜かれるということです。酸素は水素というボールを受け取るキャッチャーであるといえます。息をして起こる現象は、体の中の燃焼ではなく脱水ということです。ニッケルという学者がいました。2年がかりで世界一小さな研究室を自分で作り研究を続けました。ミトコンドリアには二重の膜があります。これは生命にとって大変重要なことです。体内物質の濃度を一定に保つために必要な構造だと言えます。ニッケルはこれを証明して浸透圧説として発表してノーベル化学賞を受賞しました。仮説を立てたときにいろいろな批判を受けることがあります。しかしそれで挫けてしまっては何も達成できません。目標に向かってひたすら努力することの重要性をニッケルは教えてくれます。またニッケルは、学校での退屈な勉強も辛抱しなくてはならないし、私の場合は教科書で化学を学ぶことにより膨大な情報を吸収することが必要であった、と述べています。高校生であるみなさんはいろいろな事を学ばなければなりません。中にはこの勉強が何の役に立つのかと考えることもあるかもしれません。しかし、全く関係ないと考えていた勉強が後で大変役に立つということがあります。学校で学ぶことは全て重要であるという心構えで、授業には真剣に取り組んでください。勉強だけでなくスポーツでも集中力が必要です。 この後、先生が現在研究なさっている応用微生物の話が続きましたが割愛させていただきました、