第2回徳育講演会 (学校長講話)
5月28日(水)に、第1学年を対象に徳育講演会の2回目が開催されました。今回は学校長より、「『優れた人間』とは…人の心の痛みのわかる人間」と題しての講演でした。「人は何のためにごはんを食べるのか」という生徒たちへの問いかけから、「生きる」とはどのようなことなのかという内容に深まっていきました。謝辞は、川口君(1T1中)が述べてくれました。
講演の要旨をご紹介します。
「生きる」とは、生命を保つだけでなく、自分の持ち味を発揮して、生気あふれた生き方をすることだと思います。「人間らしい生き方」とは、社会貢献ができる人間になることでもあり、そのためには優れた人間になって欲しいと思います。優れた人間とは、特別なことができる人間ではなくて、普通の人間のことです。四川省の地震で多くの方が亡くなられたり、被災のため不自由な生活を送っていらっしゃいます。優れた人間になるための8の項目を挙げてみました。
自分が困らない範囲で、困った人に手をさしのべることができる人
自分ができる範囲で、できることをやることです。
実践をする人…人は経験から学ぶことが多い
自分の家のトイレを素手で磨いてみると、物事の見方や感じ方が変わります。落ちているゴミを拾う、挨拶をするなど、何事でもやってみることです。そして継続することが大切です。
想像力がある人…空想力がないととんでもない人間になる
人間は考えることで人間となることができます。人の痛みや人の立場を想像することで優しい人間になれます。
読書をする人…感動するアンテナ(若いとき本を読んでいる人には魅力がある)
人が経験できることは限られています。ゴルフの宮里藍選手は中学時代に300冊の本を読んだそうです。インタビューなどでの宮里選手の理路整然とした話は読書の結果だと思います。宮里選手は「食事は体の栄養です。読書は心の栄養です」とも述べています。読書によって気づかなかったことに気づき、自分の人生が広がります。
言葉を大切にする人…豊かな言葉は人間の特権
言葉は自分の気持ちを伝えることができます。その言葉を忘れると人間は暴力的になります。言葉を大事にしましょう。語彙を豊かにしましょう。先生と、家族と会話をしよう。木は光を浴びて育ちます。人間は言葉で成長します。
自然に笑顔の出る人…笑顔は相手を受け入れるシグナル
笑顔を向けられると気持ちがよくなります。日頃から明るく、いつでも先に声をかけていきましょう。
感謝の心がある人…感謝とは相手の存在認めること
スポーツでは対戦相手がいるから強くなり成長できます。注意を受けた時でも感謝できれば人生が変わります。
志の高い人…プラス思考ができる
夢を育むことは、気づいていない自分の可能性に気づくことでもあります。自分のためだけでなく、社会のためになる夢を持ってほしいと思います。そのためには、前向きに考える場面を多く持つように心がけてください。自分に足りない部分を埋める努力をしながら、より良く生きてほしいと願っています。
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