職業セミナー
7月9日(水)に、2年生を対象とした「職業セミナー」が実施されました。講師には、ソニーセミコンダクタ九州株式会社熊本総務部統括部長の佐藤富雄氏においでいただき、「職業人としての心構え」と題しての講演をいただきました。謝辞は、志道君(5J文徳中)が述べてくれました。
講演の要旨をご紹介します。
文徳は挨拶をする学校です。企業から見て素晴しい文化を持っている学校だと言えます。これからも元気良く挨拶をして欲しいと思います。現在、熊本テックで製造しているデジカメ部品のCCDが世界シェアの6割を超えています。言わば世界一の工場です。世界一の工場となるには、企業文化、すなわち社員のやる気とQDC(品質、納期、費用)の二つが必要でとなります。その二つが伴って始めて、お客様からの信頼を得て、注文を受け、利益を上げ、その利益で新たな投資ができます。それが発展というものです。
熊本テックの若手社員6名が、何を考えて仕事をしているかについて語ったインタビューを見てもらいますが、その中から一つでいいから共感するものを見つけて欲しいと思います。その6名がそれぞれに痛感していることは、企業の一員としての責任感、ホウレンソウ(報告、連絡、相談)、周囲の人の話に耳を傾けること、分からないことを自分から聞いていくことなど、上司や同僚とのコミュニケーション力が重要だということであるということです。さらに本から得る知識だけでなく、会話の中から、現場から得る知識もあります。自分で知識を増やすことが大切です。
企業が求める人材とは、会社に貢献する人、そして仕事を通じて成長する人です。具体的にその二つを満たすのに必要なものは三つあります。まずは基礎知識です。基礎知識は新しいことを覚えるのに不可欠なものです。新しい知識を習得しなければ、会社には貢献できません。次に健康です。三つ目は、豊かな人間性です。その人の個性、持ち味のことです。そして何か一つでも、誰にも負けないものを持っていることが大切ですいろいろな個性があってこその企業です。企業は画一的な人間を集めているわけではありません。
親や教師に言われて会社を選んではいけません。自分自身で会社を選ぶことで、就職してから経験する辛いこと、嫌なこと、不安を人のせいにすることなく、自分で歯を食いしばることが出来るからです。そうして3年は会社で頑張って欲しい。会社を一年たらずで辞めた経験のある人を採用するには、企業は二の足を踏むからです。学生時代に勉強や部活、生徒会、各行事を通して、リーダーシップを発揮して欲しいし、そうした能力は、経験を通して身につくものです。学生時代は人間を磨くところ時期です。悔いのないように過ごして欲しいと願っています。。