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令和元年度 人権・同和講演会が行われました

2019年12月5日

12月4日(水)の5・6限目、本校体育館メインアリーナにて

講師として中修一(なかしゅういち)さんをお招きし、

ハンセン病をめぐる人権」という演題で人権・同和講演会を行いました。

 

中修一さんは、昭和17(1942)年に鹿児島県の奄美大島で生まれ、

10歳の時にハンセン病を発病し、

中学校卒業後に国立ハンセン病療養所奄美和光園(わこうえん)に入所。

その後、一度社会復帰されたが再発し、菊池恵楓園(けいふうえん)に入所。

そして2002年に再び社会復帰を遂げ、現在様々ななところで

ハンセン病の語り部として人権差別の根絶を訴え、

人権教育の啓発にご活躍されています。

 

自身とハンセン病との体験談を交えながら、

らい予防法」や「旧優生保護法」などの法律をめぐる政府機関とのやりとり、

ハンセン病に関する正しい知識の啓発など、約1時間わたり色々な話をしていただきました。

      

 

人は未知のものに対して恐れ、無知なのものに対して冷ややかになりがちです。

しかし未知が既知になり、無知が博識になれば、そこに変化がおきます。

この講演を聴き、改めて「知る」ことの大切さを認識させていただきました。

 

文責 吉田

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