文徳中学校トップページ » 日々のできごと » 令和4年度 沖縄県へ修学旅行に行きました
2022年12月20日
12月11日(日)から13日(火)までの3日間、沖縄県へ修学旅行に行きました。
<12月11日(日) 1日目>
保護者の方々や先生方に盛大に見送られ学校を出発(その時の様子はこちらから)し、阿蘇くまもと空港に向かいました。
無事に那覇空港に到着しましたが、嬉しいまさかのサプライズが待っていました。
貸し切りバスの運転手さんとガイドさん、…そしてもう一人は…!!
貸し切りバスに乗り込み、最初の訪問地である糸数壕、次にひめゆり平和祈念資料館に行きました。
学校での平和学習で沖縄戦や戦争そのものについて調べ、考えてきましたが、実際に現地を見学させていただいたことでさらに深く考える機会になりました。
[糸数壕へ入壕する前:説明を聞く]
[ひめゆりの塔の前:祈りをささげる]
~1日目の感想(一部抜粋)~
〇戦争の悲惨さや平和の大切さをもっと広めていきたい。
〇ひめゆりの方の映像をみて、私と同じ年代の方がたくさんなくなっていたことが本当に視ていて苦しくなりました。
<12月12日(月) 2日目>
最初に沖縄県営平和祈念公園に行き、公園内にある平和の礎の前で、一人ずつ手紙を読みました。
学校で戦没者の方々へそれぞれの思いをつづった手紙です。
その後、全員で黙とうを捧げました。
次に向かったガンガラーの谷です。
森の中を歩いたり、鍾乳洞の中をランタンを持って探索したりなど、1時間半ほど歩きました。
太古の谷、そして原始の頃の人の営みに触れることができました。
おきなわワールドで昼食をとった後、ワールド内でスーパーエイサーショーを観覧し、その迫力に圧倒されました。
その後、ニライカナイ橋をドライブし、国際通りに向かいました。
国際通りにある御菓子御殿では、お土産を渡す相手のことを思い浮かべながら、楽しそうに買物をしていました。
[平和の礎の前:一人ひとり思いを込めて手紙を読む]
[ガンガラーの谷:推定樹齢150歳の大主(ウフシュ)ガジュマルの前で]
[おきなわワールド:大迫力のスーパーエイサーショー]
~2日日の感想(一部抜粋)~
〇一番心に残ったのは平和祈念公園でそれぞれ書いた手紙を読んだことです。それぞれの戦争に対する思いなどが言えてよかったです。
〇楽しむ場面と真剣に学習する場面、メリハリのある修学旅行に出来たのでよかったです。
〇エイサーは動画ではみたことあるけど、実際にみてみると、すごく心が燃えてきた気がしました。
〇お土産を買いました。家族や友達にあげるのがとても楽しみです。
<12月13日(火) 3日目>
首里城の周辺の風情のある金城町石畳道を歩きました。
そして琉球王国の歴代国王の陵墓である玉陵(たまうどぅん)へ。
厳粛な中でガイドさんの説明を聞きました。
その後は首里城へ移動し、城内を散策しました。
首里城の城壁からの眺めも格別なものでした。
2019年に正殿の焼失した直後に訪れた時に比べると、正殿周辺部の復旧がずいぶん進んでいました。
また、正殿等の復元は、令和8年の完成を目指しているとのことでした。
国際通りのとぅばらーまで昼食をとった後、那覇空港に向かいました。
空港内で解団式を行い、一路熊本へ。
熊本は沖縄に比べて12度ほども気温が低く、熊本に帰ってきたことを実感しました。
学校に到着すると、保護者の方々や先生方の盛大なお出迎えを受けました。
整列をし、体験したこと、無事帰ってきたことの報告や行かせていただいた感謝の言葉をクラスの代表者が述べました。
[金城町石畳道:途中にあるガジュマルの木の下で行動班(全4班)ごとに]
[首里城:守礼門前で]
~3日日の感想(一部抜粋)~
〇歩くのは大変だったけど、首里城の歴史について、知ることができました。
〇ホテルでご飯、沖縄の観光地に行くなどなにもかも最後ですごく悲しかったです。
〇家に着いた時はホテルが恋しくなると同時に家に帰ってきた安心感がありました。とても楽しい修学旅行でした。
保護者の方々の心のこもったお見送り、お出迎えに大変感謝しております。
無事3日間の行程全てに、たくさんの笑顔と楽しい思い出をつくって帰ってくることができました。
コロナ禍において、修学旅行を無事実施できたこと、関わっていただいたすべての方々へ心から感謝申し上げます。