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2025年08月25日
第713回学校交通安全日
8月25日(月)は学校交通安全日(第713回)です。校内放送を、交通委員会・ヘルメット着用推進委員長の木村先生が担当しました。
「いよいよ2学期が始まりました。夏休みは、家族とゆっくり過ごしたり、楽しい思い出が沢山出来たことと思います。しかし、この夏休み中、熊本県では豪雨災害が発生し、多くの方が大変な思いをされました。また、今年は戦後80年という節目の年です。私たちが生活している熊本県も、80年前は戦火に見舞われ、多くの尊い命が犠牲になりました。こうした出来事を決して忘れてはなりません。
いま私たちは、当たり前のように学校に通い、勉強したり、友達と遊んだりすることができます。これは、多くの人の支えがあってこそできることです。今も災害から復旧に尽力してくださっている方々、そして平和な世の中を築いてくださった先人の方々。その方々への感謝の気持ちを、心の中に強く持つことが大切です。この見えない人への感謝の気持ちこそ、「感謝力」だと私は思います。
そしてこの「感謝力」は、交通安全にもつながります。皆さんが学校に登校するとき、通学路のあちらこちらで、見守ってくださっている地域の方々がいらっしゃいます。そして、ご家族の方も、皆さんが無事に帰ってくることを毎日願っています。これは、私たちを大切に思ってくれている人たちからの「優しさ」の表れです。その優しさに感謝し、期待に応えるためにも、私たちは交通ルールをしっかりと守らなければなりません。このようなことから2学期に皆さんに心に誓ってほしいことが、「感謝の気持ちを行動で示す」ということです。
3年生は就職や進学にとって非常に大事な学期になります。何気ないことに「ありがとう」と声をかけること、ゴミを拾うこと、掃除を一生懸命頑張ること、そして、交通ルールをきちんと守って、命を大切にすること。
これらの行動一つひとつが、私たちの「感謝力」を育み、周りの人を笑顔にします。この2学期も、みんなで力を合わせて、安全で楽しい学校生活を送りましょう。」(内容は概要)と呼びかけました。
そして、交通事故で亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、交通安全を祈って、全校生徒で黙とうを捧げました。