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【図書館だより】2022年7月7日
『バッテリー』 あさの あつこ 著
予定調和の萎えた言葉で綴られた物語を食い破り、著者が感じた十代の少年の眩しさと、簡単に二分されない意志などのすべてを含んで屹立するたった一人の少年を表現した、「児童書」という言葉でくくることのできない作品である。
「努力すれば報われる」という絶対ではない根拠に反旗を翻し、天才であるからこそ誰よりも上を目指し、孤高である主人公があなたにどのような変化をもたらすのか。一度目を通してほしい。
図書委員会 2年(匿名希望)
【図書館だより】2022年7月6日
『老人と海』 アーネスト ヘミングウェイ 著
この本は、子どもと約束した老人が、約束のために数日かけて漁に出る話です。この本に出てくる老人はライオンが好きで、漁で大物を釣り上げる中で、老人の中のライオンと重なっていくところがとてもおもしろいです。是非読んでみてください。
図書委員会 2JSS 大林 裕和
【図書館だより】2022年7月5日
『アリス殺し』 小林 泰三 著
現実世界とリンクして人が死ぬ不思議の国の世界で、連続殺人事件の犯人をアリスたちが探して、事件の真相に迫っていく話です。殺人の描写がリアルで、気持ち悪いけれども、クセになります。
図書委員会 2JSS 樫村 心
【図書館だより】2022年7月4日
『ゲームの名は誘拐』 東野 圭吾 著
プロジェクトチームから外された会社員の男が、取引先の会社の社長の娘を誘拐した。(厳密には、「誘拐した」ことにした。)身代金を要求し、用心深く計画を進める男だが……。
最後の最後で裏切られます! 本を閉じて現実に戻ったとき、あなたはきっと、満足感に満ちているでしょう。
図書委員会 1JSS 上田 愛琴
【図書館だより】2022年7月1日
『告白』 湊 かなえ 著
我が子を校内で亡くした中学校の女教師によるホームルームでの告白から物語が始まります。
フィクションでありながら、引きこもりや同調圧力、家庭環境の闇など、現実でも起きてしまいそうな話にリアルさや恐怖を感じさせられる作品です。
図書委員会 2JS3 三川 大輝
【図書館だより】2022年6月30日
『交換ウソ日記 〈2〉 – Erino’s Note』 櫻 いいよ 著
高校で副生徒会長を務める江里乃は完璧でみんなの憧れの存在だが、実は恋愛が苦手。ある日、江里乃は情熱的なラブソングが綴られたノートを拾い、そのノートの歌詞に興味を持った。その日から、ノートの彼と“本当の恋”を知るための交換日記が始まる。
図書委員会 2JS3 潮㟢 まゆ
【図書館だより】2022年6月24日
『君は月夜に光り輝く』 佐野 徹夜 著
大切な人の死からどこかなげやりに生きている僕。高校生になった僕のクラスには、「発光病」という光を浴びると体が光る病気にかかっている少女がいた。彼女の名前は渡良瀬まみず。余命がわずかな彼女の生きている間にしたいことを代わりに叶えていく僕。僕の心にだんだん光が!? 果たしてすべて実現することが出来るのでしょうか。ぜひ読んでみてください。
図書委員会 1F4 竹ノ内 蒼唯
【図書館だより】2022年6月23日
『かくれ家のアンネ・フランク』 ヤニー・ファン・デル・モーレン 著(訳:西村 由美)
ユダヤ人のアンネと家族は、ナチスから逃れるために“かくれ家”に住むことになる。
わずか15歳で亡くなった彼女の日記には、過酷な日常が書かれていた。
図書委員会 1T2 村上 煌太