文徳高等学校トップページ » 文徳ing » 第59回文徳高等学校入学式
2019年04月10日
4月8日、2019年度第59回文徳高等学校入学式が行われました。厳かな雰囲気の中、393名の新入生が入学を許可され、荒木校長が式辞を述べました。
「文徳高校の『文』は学問、『徳』はまっすぐな心を意味します。校名の通り、学問によって未来を興し、豊かな人間性を育んでほしいと思います。そこで、例年新入生に話している三つのことをお願いします。一、近道をせず、何事も勇気を持って挑戦し続けること。先頃引退したイチロー選手は、熱中できるものを見つけてほしいと若者に呼びかけています。自分の限界を少し超えることを繰り返して、彼はここまで来たと言います。二、規律ある行動をとること。時間を守る、挨拶をする、人をいじめない。決して難しいことではありません。三、よき友を作ること。一生を支える財産となるような、強い絆の友情を持ってください。三年間で、大きく変身してほしいと願っています。」
中山理事長の祝辞では、「自ら考え、行動できる自立した人間になることを目指し、三年間をおくってほしい」、また文徳会小佐井会長様の祝辞では、「与えられた平等な時間をどうつかうかは自分次第。マザーテレサが言ったように、ただひたすら挑戦を続けてほしい」と、新入生へ力強い励ましの言葉が贈られました。
続いて多くのご来賓と祝詞祝電の紹介があり、森光平君(1JSS宇土鶴城中)が新入生代表宣誓で、「間もなく元号が令和と変わり、どこにも答えのない新しい時代を迎えます。この時代を生き抜くために、これからの三年間、熱意と情熱をもって努力し続けたいと思います」と、しっかりした大きな声で誓いの言葉を述べました。
式後、新入生保護者を代表して吉野様よりご挨拶があり、宮田1学年主任が「年号が変わる、季節が変わる。今日は新しいことを始めるのにもってこいの日です」と述べて1学年担任団を紹介しました。そして各教室での学級開きが行われて、すべての日程を終了しました。
うららかな春の日、例年になく桜の花が咲く中での、平成最後の入学式でした。