学校法人 文徳学園 文徳高等学校・文徳中学校

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2020年02月の記事

令和元年度卒業式を挙行しました

2020年02月28日

2月28日、第59回卒業証書授与式を挙行しました。今年は新型コロナウィルス感染のおそれから、卒業生と保護者、本校職員のみ参加、全員マスク着用の上での異例の卒業式となりました。吹奏楽部の演奏も在校生やご来賓の出席もなく、寂しい雰囲気になるかと思われましたが、会場一杯にお越し頂いた保護者・ご家族の皆様のおかげで、厳かな中にも温かい式を執り行うことができました。

キンと冷え込む朝の空気の中、お揃いのコサージュを胸に、一列に並び入場する卒業生たちの表情は喜びに満ちていました。今年の卒業証書授与は、文徳伝統の形にのっとり行われました。本田祐丞3学年主任がクラスの代表者の氏名と人数を読み上げて紹介すると、クラス全員がザッと一斉に立ち上がります。普通科304名を代表して岩﨑巧君(3F1玉名中)が、理工科84名を代表して髙津憧太君(3T2阿蘇中)が、それぞれ証書を授与されました。

式辞では荒木校長先生が卒業生への最後のメッセージとして、

「3年間、君たちには志を持つ大切さをずっと語ってきた。今日は3つの言葉を贈ります。一つ目、好奇心を忘れないでほしい。二つ目、考える力をさらに伸ばしてほしい。三つ目、思いやりと敬意を持ち続けてほしい。これからの不透明な時代を生き抜くためのキーワードとなる3つです。困難は、後ろを向いてしまえば壁になる。前を向けば、未来へ上る階段となる。向かい風の中、自らの翼でたくましく飛び続けて下さい」

と述べました。

次に中山理事長より

「中3で熊本地震を経験して高校に入学してきた皆さんの成長した姿が誇らしい。令和は第4次産業革命の時代とも言われます。AIをはじめ、想像をはるかに超える未来社会の到来です。この新時代を創っていくのは、皆さん若い世代です。

江戸時代末期の日本を救ったのも、20歳前後の若き維新の志士たちでした。無から何かを生み出すことは若者にしかできないと、歴史が物語っています。時代が変革を遂げる時、成功の方程式はない。『未来を見つめて日本を興す 世界に羽ばたく文徳高校』との校歌の如く、未来へ羽ばたいてほしい」

と祝辞がありました。

さらに文徳会会長池邉弘毅様より、唯一のご来賓として次のように祝辞を述べて頂きました。

「熊本地震からの復興のさなかに高校入学をした皆さん。かつてない不安の中、仲間とのより強くよりはやい結びつきがあったのではないでしょうか。そして現在、コロナウィルス感染拡大により、不安と恐怖に満ちる中で高校卒業を迎えました。情報に惑わされないことが本当に大切です。利他の心を持ち、仲間とともに、世界に羽ばたいて下さい。」

祝詞祝電披露に続き、吉富智歳さん(3JSS 文徳中)への熊本県知事賞授与が行われました。送辞を述べたのは、村上琴音さん(2JSS 熊大付属中)です。文字通り、在校生総代として卒業式に参加した村上さんは様々な場面で見てきた卒業生の姿に触れ、「先輩方の背中を追ってきたこれまでの日々の思い出は、私の宝物です。これからの皆さんの輝かしい日々をお祈りします」と述べました。

そして、卒業生総代として木村海桜さん(3JS1 北部中)が答辞を述べました。

「あっという間の3年間でした。どんなに苦しい時も、仲間が支えてくれました。私は文徳高校の生徒だったからこそ、将来に向けての第一歩を踏み出すことができたと思っています。ニュージーランドへの語学研修をきっかけに、国際的な視野を持ち、日本のことにも目を向け、着物装いコンテスト世界大会で優勝できました。」さらに、先生方、在校生の皆さん、家族への感謝の言葉を述べ、「これまでお世話になったことへの恩返しができるよう、夢に向かって努力する決意です」と締めくくりました。

CDの伴奏による卒業生の「仰げば尊し」歌唱では、保護者の方々も涙ぐんでおられました。「蛍の光」は職員のみでしたが、歌声に込めたたくさんの気持ちは卒業生に届いたはずです。そして、卒業生にとって最後となる校歌斉唱。朗々たる歌声が体育館一杯に響き渡りました。

式後は、安武悠太君(3JS2 泗水中)による記念品贈呈が行われ、学校長が「記念品として実習棟連絡通路アーチウェイ一式を頂きました。雨の日、後輩たちが濡れずに移動することができます。ありがとうございました。」と謝辞を述べました。そして保護者を代表して甲斐信幸さんが謝辞と卒業生への激励を述べられ、卒業式は幕を閉じました。退場する卒業生の一人一人を、本田学年主任が笑顔で送り出しました。

各クラスでは、担任から一人一人に卒業証書が手渡されました。卒業生から感謝のメッセージ付きのバラの鉢を保護者に手渡す場面あり、担任への花束贈呈あり、笑顔と涙のあふれる最後の仲間との時間となりました。

卒業生の皆さんの、これからのご活躍を心からお祈りします。卒業おめでとう。

開式の辞

卒業証書授与(普通科)

卒業証書授与(理工科)

学校長式辞

理事長祝辞

来賓祝辞

表彰状授与

送辞

答辞

唱歌

閉式の辞

記念品贈呈

保護者代表謝辞

退場の様子

退場の様子

退場の様子

退場の様子

後期期末考査(学年末考査)を実施

2020年02月20日

2月20日(木)から2月26日(水)まで、後期期末考査期間です。

1教科から4教科の考査を4日に分けて実施。考査期間中には頭髪や服装などの整容検査も実施します。

学年最後のテストということもあり、生徒はいつもにも増して真剣に試験に臨んでいます。

試験の様子

整容検査の様子

 

一般入試を実施しました

2020年02月17日

2月13日に本校の令和2年度一般入試を実施しました。

専願・奨学入試と同じく、朝の7時40分に開場し、9時に試験を開始しました。午前中に3科目、昼食を挟んで午後に2科目の試験を実施し、無事に予定通りの日程で試験を終了することができました。

試験の結果は2月18日に各中学校長へ文書で通知します。校内での掲示発表はしませんが、合格者の受験番号一覧表を合格発表日午前10時より本校玄関受付にて配布します。

電話、ファックス、メールなどによるお問い合わせには応じられませんのでご了承ください。

淵徳会激励式を行いました

2020年02月17日

 2月12日(水)に卒業を控えた3年生を対象に、淵徳会激励式が行われました。まず、淵徳会会長の笹田輝幸様より、「ご卒業おめでとうございます。淵徳会は皆さんを歓迎します。今後は淵徳会の一員として、自分の目標に向かって邁進してください。」とのご挨拶がありました。

 次に学校長より「入学式で皆さんは、淵徳会の準会員となりましたが、今後は正会員となります。こんな先輩がこんな頑張りを見せてくれているという様子が、よくわかるようになると思います。皆さんも、そうした先輩を目標に、今後の人生を歩んで行ってださい。」とのお話がありました。

 続いて、淵徳会相談役の村上武幸様より、ご自分の人生を踏まえたうえで、「人生には色々な局面があるが、常に前向きに捉えて前進して行ってほしい。」と、人生の先輩としてのアドバイスを頂きました。その後は、新入会者代表挨拶として上野くん(3JS4 白川中)が、「淵徳会に入会できたことを嬉しく思います。これからは皆が別々の道に進みますが、淵徳会という共通の心の支えを持ちながら、夢に向かって日々成長し続けていきたいと思います。」と決意を述べました。その後、幹事の紹介が行われました。紹介された幹事は次の通りです。

・学年代表幹事

3JS3 福田くん

3F4 志賀さん

・クラス幹事

3JSS 髙宮くん 甲斐さん

3JS1 清田くん 竹下さん

3JS2 川内さん 寺嶋さん

3JS3 福田くん 川上さん

3JS4 髙森さん 西川さん

3F1 豊田くん 勝間田さん

3F2 成松くん 平島くん

3F3 木野くん 内田くん

3F4 福田さん 志賀さん

3ST 濱野くん 坂本くん

3T1 原山くん 米田くん

3T2 髙津くん 緒方くん

 その後は、3年生幹事が全員「いこいの広場」に移動し、タイムカプセルを記念碑に収納する予定でしたが、あいにくの雨天のため、体育館で収納ケースに収めて式は終了しました。タイムカプセルは、10年後の2030年8月17日(土)に開封される予定です。

空手道部が1・2年生大会で入賞しました

2020年02月12日

2月11日(火)に「熊本県高等学校空手道1・2年生大会」が八代市総合体育館で開催されました。

本校の空手道部からは、1年生団体組手、1年生男女個人形・組手、2年生男女個人組手、女子個人形の5種目に出場し、優秀な成績を収めました。

主な成績は次の通りです。

1年生団体組手 3位 大島くん(1F1松島中)、中島くん(1T1玉名中)、稲崎くん(1T1湖東中)

1年男子個人形 3位 中島くん(1T1玉名中)

2年女子個人組手 3位 村田さん(2T2住吉中)

入賞者(賞状持ち)と空手道部の皆さん