学校法人 文徳学園 文徳高等学校・文徳中学校

文徳ing

文徳高等学校トップページ » 文徳ing

2020年04月の記事

令和2年度入学式を挙行しました

2020年04月10日

 4月9日(木)に、令和2年度第60回文徳高等学校入学式を挙行しました。新型コロナウイルス感染症対策のため、保護者の入場は一名に限定し、参加者は全員マスク着用のうえ、充分な換気と生徒同士の座席の間隔を開けるなどの万全を期して実施しました。厳かな雰囲気の中、入学を許可された400名は、真新しい制服に身を包み、やや緊張した面持ちで式典に臨みました。

 まずは竹下文則学校長より式辞がありました。

「文徳高校の校歌に『英知を磨いて、たゆまず励む』『未来を見つめて、日本を興す』という歌詞があります。皆さんには、この歌詞にあるようにたゆまず努力し、世界を視野に広く活躍していくような人材になってほしいと思います。

 そして、新入生の皆さんには、次の二つの希望を述べたいと思います。一つは、志を高くして様々な可能性に挑戦してほしいということです。今自分は何をしなければならないのかを主体的に考えながら、日々を送ってほしいと思います。二つ目に、自ら求めて学んでほしいということです。何事にも問題意識を持ち、積極的に学ぶ姿勢を持ち続けることで見えてくるものがあると思います。時には失敗から学ぶこともあるでしょう。どうか、この3年間を有意義なものにしてください。文徳高校は皆さんの頑張りを応援します。」

 次に中山理事長の祝辞では、「文徳高校は体・徳・知の調和のとれた人材の育成を目指しています。皆さんには、ぜひ自立を目標にした高校生活を送ってほしいと思います。課題を見つけ、自ら考え判断する力を身に付け、『聞く自分』から『発言する自分』へと成長を遂げてください。」と、励ましの言葉が贈られました。

 続いて、来賓祝辞では文徳会会長の池邉様より祝辞が述べられ、祝辞祝電披露の後、新入生を代表して山部さんが、「コロナの蔓延で世界中が混乱する中、私たちの生活も大きな影響を受けました。私たちは、先生方や仲間と過ごす中学最後のかけがえのない時間を奪われてしまいましたが、今この瞬間を迎えられることに大きな喜びを感じています。何事も当たり前のことはないことを肝に銘じつつ、後悔のないよう新しい仲間たちと切磋琢磨していくことを誓います。」と宣誓を行いました。

 式後、新入生保護者を代表して今村様よりご挨拶があり、その後1学年担任団の紹介がありました。そして、本田1学年主任から「コロナの影響によるピンチをチャンスと捉えて、精一杯前進して行くことをお約束します。」と挨拶がありました。

高校生が帰宅したころ、同日午後からは文徳中学校の第25回文徳中学校入学式も挙行されました。

世間の混乱をよそに、別世界のような桜の舞い散る穏やかな春の陽気に包まれた、令和最初の入学式でした。

 

学校長式辞

理事長祝辞

来賓祝辞

今年も見事な桜が新入生を迎えました

始業式を実施しました

2020年04月08日

4月8日に新任式ならびに令和2年度始業式を実施しました。職員・生徒全員がマスクを着用し、十分に間隔を開けた状態で式を執り行いました。今年度は新たに6名の先生方をお迎えし、新任の先生方を代表して、竹下校長先生より挨拶がありました。

始業式では校長先生より「危機的状況における学校の社会的責任が問われている。このような状況下で自分がすべきことは何かを考えて行動してほしい。『苦難は成長の糧』という言葉のように、今回の出来事を自身の成長につなげよう。また、私の好きな言葉は『凡事徹底』『相乗効果』である。とくに、挨拶と掃除を徹底し、お互いに高め合いながら心を育もう。」と話がありました。

生活信条唱和・校歌斉唱については、飛沫の防止と時間短縮のために省略しました。新任式の開始から始業式の終了まで、15分という短い時間で終了することができました。

式後には職員紹介を行い、管理職と新2・3年生の担任、副担任が発表されました。例年であれば担任紹介があった時には生徒が一斉に歓声を上げるなど、大変にぎわう時間となるのが恒例ですが、生徒はじっと我慢して発表を聞いていました。

式後は、旧クラスでいったんホームルームを行った後、新クラスへ移動してホームルームを実施し、お昼前の放課となりました。

挨拶をする竹下学校長