学校法人 文徳学園 文徳高等学校・文徳中学校

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相撲部が九州大会で、2年連続の優勝を果たしました

2019年12月24日

12月15日に鹿児島の奄美体験交流館常設相撲場で開催された第16回全九州高等学校相撲新人選手権大会に本校相撲部が出場し、2年連続9回目の団体優勝を飾るとともに、無差別級と100kg級で表彰台を独占するという快挙を成し遂げました。

【団体】
花岡くん(2T2宇土鶴城中)
山本くん(2F3三重磯部中)
優勝
川上くん(2T2宇土鶴城中)
川副くん(1F3宇土鶴城中)
【個人】
・無差別級
優勝 花岡くん(2T2宇土鶴城中)
2位 川副くん(1F3宇土鶴城中)
3位 川上くん(2T2宇土鶴城中)
・100kg級
優勝 川上くん(2T2宇土鶴城中)
2位 甲斐くん(2T2宇土鶴城中)
3位 城くん(2T2七城中)

優勝したメンバーの皆さん

人権4コマ漫画に本校の生徒が入選しました

2019年12月19日

熊本県教育委員会・熊本県人権啓発推進協議会主催の「人権4コマ漫画・人権4コマ漫画シナリオ」に応募した本校生徒の作品が漫画部門で入選・佳作に選ばれました。

作品は熊本県ホームページ内の令和元年度人権4コマ漫画・人権4コマ漫画シナリオ募集事業受賞者発表に掲載されます。

【入選】

近藤さん(2JS2文徳中) 「言霊」

堤くん(2T1楠中) 「意思」

【佳作】

猿樂さん(3F1合志中) 「ことば」

近藤さん作品

堤くん作品

猿樂さん作品

空手道部が九州大会で3位に入賞しました

2019年12月18日

12月8日(日)に御船町スポーツセンター体育館で開催された「2019和道会全九州空手道競技大会」に、本校の空手道部が男女個人組手に出場しました。

結果と入賞選手は以下の通りです。

高校生男子個人組手3位 松本くん(2T2湖東中)

    〃    3位 大島くん(1F1松島中)

    〃    敢闘賞 浦﨑くん(2T1東野中)

左から浦﨑くん、松本くん、大島くん

1・2学年保護者会を実施しました

2019年12月13日

127日(土)、1学年と2学年の保護者会を実施しました。

 まず、体育館メインアリーナにて、12学年合同の全体会を執り行い、荒木校長先生より、ご自身が本校の校長に就任された当時につけられていた記録から、「親は子どもの応援隊(サポーター)であってほしい」と、親子で高校生活を乗り越えていこうという旨が語られました。次に、進路指導部の中川先生から英語学部検定試験に関する概要、それに対する本校の指導方針が伝えられました。その後、各学年に分かれて、学年保護者会を行いました。

 1学年は、引き続き体育館メインアリーナにて、英語課主任の花田先生から、英語外部検定試験導入の延期について、今後の大学入試の英語の行く末、大学ごとの英語外部検定試験の取り扱い、リスニング対策に関する話がありました。次に、進路指導部の皆島先生から、今年度の企業就職・公務員試験・推薦入試・国公立の受験状況、就職先の決め方、理工科の指定校推薦枠、受験に苦戦している例が伝えられました。最後に、宮田先生から修学旅行の詳細に関して説明がありました。

 2学年は進路別分科会として、進特コースには「国公立大学受験について」というテーマで、河合塾九州営業チーフの中村雅人氏にお話しいただきました。普通コースと理工科専門コースには「私立大・短大・専門学校」をテーマに、リクルートマーケティングパートナーズ まなび事業統括本部 教育機関支援統括部 支援企画部 専任講師の藤井保久氏にお話しいただき、続いて「就職・公務員」をテーマに、本校の緒方教諭よりお話しをしました。さらに理工科特別進学コースには「高専編入・国公立大学受験について」をテーマに本校の本田教諭よりお話しをしました。

 その後、各教室での学級懇談会に移り、学級役員さん方が用意してくださったお茶とお菓子をいただきながら、生徒たちの日頃の様子や進路、修学旅行などなど、様々な話題に花が咲きました。

全体会の様子

2学年分科会の様子

人権同和教育講演会を実施しました

2019年12月11日

124日(水)の56時間目に、人権同和教育講演会を実施しました。ハンセン病問題の「語り部」である、中修一さんに「ハンセン病をめぐる人権」という演題で講話をしていただきました。

鹿児島県奄美大島で生活していた中さんは、小学校5年生の時に、突然ハンセン病を患い、右足が不自由になりました。最初にハンセン病だと診断してくれた医師の支援もあり、中学校まで卒業できた中さんでしたが、その後、ハンセン病患者を収容する療養所に隔離され、低賃金での労働や自由に外出が認められない生活を余儀なくされました。しかし、注射による投薬治療によって、右足を引きずる後遺症は残りましたが、病気を治すことができました。完治後は、ハンセン病患者だけが通う高校に通い始めましたが、学校の職員をはじめ、近隣の住民からの理解も得られず、1年を待たずして高校を中退しました。周囲の人々から浴びせられる冷たい差別の視線は今でも忘れられないとおっしゃっていました。高校中退後は、大阪で就職をしましたが、足のことを聞かれとっさに「ハブに噛まれた」と嘘をついたそうです。その後、足をことを聞かれるたびに嘘をつき続ける生活は本当につらかったと語られました。

自身の経験をもとに、ハンセン病患者への社会の間違った認識を改めてもらうべく、法律の改正を求める裁判を起こし、見事勝訴。その後は、社会復帰への支援を求める運動を行ったそうです。

講演後は、新生徒会長である村上さん(2JSS熊大附属中)が「SNSが発達した現代では、誰でも匿名で発言ができる。そんな時代だからこそ、自分の発言に責任を持ち、困っている人には迷わず手を差し伸べたい。」と謝辞を述べ、講演会は終了しました。

中さんの壮絶な人生に、生徒たちも真剣に耳を傾け、これまでの自身の人への接し方を振り返り、今後どう振る舞うべきかを考える貴重な講話となりました。