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【図書館だより】2025年10月6日
『水無月家の許嫁』 友麻碧/著
高校一年生の水無月六花は、最愛の父が死の間際に残したひと言によって生きる理由を見失う。
だが十六歳の誕生日、本家当主と名乗る青年が現れ、“許嫁”の六花を迎えに来たと告げた。
「僕はこんな血の因縁でがんじがらめの婚姻であっても、恋はできると思っています」。
彼の言葉に六花はかすかな希望を見出す――。
天女の末裔・水無月家。特殊な一族の宿命を背負い、二人は本当の恋を始める。
図書委員(3年 匿名希望)
【図書館だより】2025年10月3日
『岸辺露伴は叫ばない』 荒木飛呂彦/原作
あなたは気になることがあったらどうしていますか?
本で調べる。ネットで調べる。人に聞いてみる。気にするだけで調べない、と様々な人がいると思います。
ではもしも気になってしまったことをいくら調べても誰に聞いてもなんの情報も得られなかったら?
その場合は諦めて綺麗さっぱり忘れてしまうかもしれませんね。
けれど、中にはこうなったらとことん調べるという人もいます。このお話はひとつの言葉から始まった奇妙な話が書かれています。
「岸辺露伴は叫ばない」
図書委員(2T2 髙本)
【図書館だより】2025年10月2日
『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』 汐見夏衛/著
母親とケンカをして家を飛び出した百合。目を覚ますとそこは70年前の戦時中の日本だった。
偶然通りかかった彰に助けられ、色々な人の支えを受けながら戦時中の日々を過ごす中で、百合は彰に恋をしてしまう。しかし彼は特攻隊員で、命を懸けて戦地に飛び立つ運命だった。のちに百合は彰の本当の想いを知る。
この本の見どころは、戦時中の過酷な生活、そして国のために戦わなければならないという非常理さ。そして好きな人との永遠の別れその人が抱えていた本当の想い。そういう場面に注目してほしいです。私たちは戦争というものを知らず、本当に経験した人たちしかわからない匂いや温度、五感を使った情景があるということを心の片隅に置きながら、読んでみてください。
映画もありますが、まずは本で読んでみて自分なりの解釈をしてみてほしいです。その後に、自分が見つけられなかった新しい視点を映画で見て欲しいです。
図書委員(1年 匿名希望)
【図書館だより】2025年10月1日
『愛がなくても生きてはいけるけど』 詩/著
【本の内容】
人生や恋愛がわからなくなったときに、少し考え方や視点が変わる様な言葉が100個書いてあります。
【おすすめ理由】
色んな人が考えて悩む内容が本に書かれており、それに対する作者の経験などを踏まえた考え方が書かれており、面白いと感じました。また話の内容も1ページごとに完結するので、自分の読みたい内容だけを読むのもありですし、隙間時間に読めるのがいいなと感じたからです。
図書委員(3F3 中島)
【図書館だより】2025年9月30日
『54字の物語 (意味がわかるとゾクゾクする超短編小説)』 氏田雄介/作
「意味がわかれば怖い話」で、54文字を読んですぐに意味が分かる話や、解説を読まないとわからないものがあったりと様々で面白いです。
図書委員(1年 匿名希望)
【図書館だより】2025年9月29日
ようやく朝晩が涼しくなり、秋の気配が漂ってきました。
暑さが和らいでくると、
スポーツや読書など様々な趣味を楽しみたくなってきますね。
さて、夏の間に図書室の本棚には新たにたくさんの本が並びました。
芥川賞・直木賞の候補作品や、
『尽誠学園高校から学ぶ無限に広がるソフトテニス戦術練習』といったスポーツ関連の本まで
色々なジャンルの本を揃えています。
是非立ち寄って、手に取ってみてくださいね。


PDF版はこちらから >> 図書室だより 令和7年度第2号
【図書館だより】2025年9月18日
『5分後に意外な結末』シリーズ 桃戸ハル/ほか著
一冊の本の中にいくつかの短編の話が入っていて、一遍5分程度でサクサク簡単に読むことができ、それぞれに起承転結があります。
話の最後に、思いがけない結末を迎えるので予想がつかず、次へ次へとどんどん読むことができて、時間が早く立ってしまうような本です。
「5秒後」や「5分後」、「5万年後」のシリーズごとに、いくつもの本があります。なので一つ読み終わっても、また系列の本でまた読み続けることができるような本となっています。
図書委員(1年 匿名希望)
【図書館だより】2025年9月16日
『H・P・ラヴクラフト大事典』 S・T・ヨシ/著,森瀬繚/日本語版監修
アメリカの小説家H・P・ラヴクラフトによって書かれた「奇妙で得体のしれない恐怖」を感じ、この本の世界では人間は無力な存在でしょう。
図書委員(1T2 緒方)