学校法人 文徳学園 文徳高等学校・文徳中学校

図書館だより のブログ

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[本の紹介] 真実

【図書館だより】2025年7月9日

監獄に生きる君たちへ』   松村涼哉/著

 廃屋に閉じ込められた六人の高校生たち。あるのは僅かな食糧と、一通の手紙のみ。【私を殺した犯人を暴け】という謎のメッセージ。 差出人は真鶴茜。それは七年前の花火の夜すでにここで死んでいた恩人だった。
 謎の残る不審な事故。だが今更、誰が何のために 恐怖の中、脱出のため彼らはあの夜の証言を話し合う。
 児童福祉司だった茜に救われた過去。みんなと見た花火の感動。その裏側の誰かの不審な行動。嘘と秘密が見え隠れする。この中に犯人がいるのか。誰が茜を殺したのか。
 全ての証言が終わる時、衝撃の真実が暴かれる。

図書委員(2年 匿名希望)

東京応化科学技術振興財団さまより推薦図書を寄贈していただきました。

【図書館だより】2025年7月8日

科学の本を中心に、中学校へ18冊、高校に16冊の推薦図書を寄贈していただきました。

今回のご寄贈は、理科好きの子どもたちの成長を願ってとのことで、
ぜひ本校でも活用させていただきたいと思います。

東京応化科学技術振興財団推薦図書

図書室カウンター前のテーブルに展示してますので、
生徒のみなさんも、ぜひ手に取ってみてください。
もちろん貸出も可能です。

[本の紹介] 死生観というものを味わってみませんか

【図書館だより】2025年7月7日

君は月夜に光り輝く』   佐野徹夜/著

 発光病という不治の病に侵された女子高校生が残り少ない生命においてやり残したことを、偶然病院にやって来た同級生の男子高校生に「代行」してもらうことで互いに心を通わせていく恋愛小説。

 この小説は映画化もされたとても有名な小説です。

 “死生観”をテーマに、人々が前を向いて生きる意味を問いかける青春純愛なので、青春を感じたい人、刺激が欲しい人、恋愛小説が大好きな人、涙を流したいというような人に読んでほしいです。
 ぜひ読んでみてください。

図書委員(2年 匿名希望)

[本の紹介] メモリー

【図書館だより】2025年7月3日

アルジャーノンに花束を』   ダニエル・キイス/著

 アルジャーノンに花束を、は知的障害のチャーリーが脳手術を受け高度な知能を手にし、チャーリーが何を感じていくのかを日記体で表現したSF作品です。
 手術を受ける前のチャーリーは、仮に自分が人並みな知能を持つ事が出来れば、今よりも友達が沢山出来て楽しい世界が広がるという確信をもって手術を受けます。
 しかし実際に高度な知能を手に入れると、今まで持ったことがない怒りなどの感情や、知的障害がゆえに周りから馬鹿にされてきた存在という現実を知り、本当に高度な知能を持つことが人間にとって幸せなのか、と読者に問いかけている作品です。
 読んだのが中学生の頃だったので、早いうちから読むことが出来てとても良かったなと感じます。みなさんも今のうちにぜひ読んでみてください!

図書委員(3年 匿名希望)

[本の紹介] ガーベラから伝わる想い

【図書館だより】2025年7月1日

余命一年と宣告された僕が、余命半年の君と出会った話』   森田碧/著

 皆さんはガーベラの花言葉を知っていますか?本数によっても意味が変わり、その意味が重要になってきます。

 高校一年の冬、心臓病を患って一年の余命宣告を受けた早坂秋人。 絶望してやる気を失ってしまった秋人は、通院先に入院する同じく余命宣告を受けた桜井春奈と出会う。 自分の病気のことを隠して彼女と話すようになり、死ぬのが怖くないと言う春奈に秋人は興味を持ってゆく。

 他にもたくさんのよめぼくシリーズありますので、気になった方はぜひそちらも読んでみてください。

図書委員(3年 匿名希望)

[本の紹介] 本好きにおすすめ

【図書館だより】2025年6月27日

Tomorrow』   ジョン・マーズデン/著

 明日が私達がどんな状況にいるのか分かりません。
 いつものように温かいベットで寝られるのか?
 いつものように学校に登校できるのか?
 明日、生きているのか?
 この物語は平和な国で過ごしている私達には考えつかないような事が起こるとてもドキドキする話です!
 一度読んだら続きが気になりつい全部読んでしまいます!
 とてもおすすめです!
 興味がある方はぜひ読んでみてください!

図書委員(1JS1 大石)

[本の紹介] かぜたちぬ

【図書館だより】2025年6月26日

風立ちぬ』   堀辰雄/著

 生と死をすぐ側に感じながら流れていく日々、自然。「悲しみに似たような幸福」 どこか夢のような香りのする作品、、と感じたりもしたが、主人公の感情の機微は美しい自然の描写とともに痛いほど伝わってくる。

図書委員(2年 匿名希望)

[本の紹介] 成長していくあなたへ

【図書館だより】2025年6月25日

君たちはどう生きるか』   吉野源三郎/著

 主人公のコペル君は、叔父との対話を通じて人生の意味や社会との関わりについて深く考え、成長していきます。物語は、友情、貧 困、勇気、倫理などをテーマにしながら、読者に「自分はどう生きるべきか?」という問いを投げかけます。叔父の手紙を通じて哲学的な視点が示され、自己中心的な考えだったコペル君は、広い視野を持つよ うになります。戦前の日本社会を背景にしながらも、現代の僕たちにも考えされらせる話になっています。是非一度読んでみてください!

図書委員(2年 匿名希望)