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【図書館だより】2025年10月16日
『雲を紡ぐ』 伊吹有喜/著
高校生の美緒は、いじめをきっかけに不登校になってしまう。
そんな美緒が唯一安心できたのは、自分が生まれた時祖父母が織ってくれたというホームスパンの赤いショールに包まっているときだった。そんな娘の姿を心配した両親は、美緒からショールを取り上げてしまう。家にも学校にも居づらくなった美緒は、祖父母に会いに盛岡に行く決心をする。ホームスパンの布を通じて美緒の心も次第に変化していく…。
一つ一つの描写が美しく、本の世界に引き込まれていきます。
ぜひ読んでみてください。
図書委員(3JSS 堀川)
【図書館だより】2025年10月14日
『ハリー・ポッター』シリーズ J.K.ローリング/作
この本は、孤児の少年ハリー・ポッターが、11歳の時に自分が魔法使いだと知らされ、魔法学校ホグワーツに入学します。そこで親友ロンやハーマイオニーと出会い、さまざまな冒険を通して成長していく本です。今年公演される舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」は、J.K.ローリングが原案を手掛けた物語で、ハリー・ポッターの息子、アルバスの物語が描かれています。ぜひ、舞台も見てみてください。
図書委員(3年 匿名希望)
【図書館だより】2025年10月10日
『天久鷹央の推理カルテ』 知念実希人/著
「天久鷹央の推理カルテ」シリーズは、天才女医・天久鷹央が、助手の小鳥遊と共に様々な医療ミステリーを解き明かしていく物語です。天医会総合病院の統括診断部に集まる診断困難な患者さんや不可解な事件の謎を、医学的知識と鋭い推理で解決していきます。
医療にあまり詳しくなくてもスラスラ読めるくらい読みやすいのでおすすめです。
ぜひ読んでみてください。
図書委員(1年 匿名希望)
【図書館だより】2025年10月8日
『小説君の名は。』 新海誠/著
山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は、自分が男の子になる夢を見る。見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。一方、東京で暮らす男子高校生・瀧も、山奥の町で自分が女子高校生になる夢を見る。やがて二人は夢の中で入れ替わってることに気づくが——。出会うことのない二人の出会いから、運命の歯車が動き出す。
この小説の中で印象深いのは、瀧が三葉と合うためにティアマト彗星が落ちたあとの窪地に行き、小さな社に置かれてる2つの瓶子のうち、三葉の方の瓶子を取り、その中身の半分を飲んで、再び三葉といれかわって過去を変えようとするシーンです。
自分は映画を見て号泣したので、ぜひ手に取って読んでみてください。
図書委員(3F5 角)
【図書館だより】2025年10月6日
『水無月家の許嫁』 友麻碧/著
高校一年生の水無月六花は、最愛の父が死の間際に残したひと言によって生きる理由を見失う。
だが十六歳の誕生日、本家当主と名乗る青年が現れ、“許嫁”の六花を迎えに来たと告げた。
「僕はこんな血の因縁でがんじがらめの婚姻であっても、恋はできると思っています」。
彼の言葉に六花はかすかな希望を見出す――。
天女の末裔・水無月家。特殊な一族の宿命を背負い、二人は本当の恋を始める。
図書委員(3年 匿名希望)
【図書館だより】2025年10月3日
『岸辺露伴は叫ばない』 荒木飛呂彦/原作
あなたは気になることがあったらどうしていますか?
本で調べる。ネットで調べる。人に聞いてみる。気にするだけで調べない、と様々な人がいると思います。
ではもしも気になってしまったことをいくら調べても誰に聞いてもなんの情報も得られなかったら?
その場合は諦めて綺麗さっぱり忘れてしまうかもしれませんね。
けれど、中にはこうなったらとことん調べるという人もいます。このお話はひとつの言葉から始まった奇妙な話が書かれています。
「岸辺露伴は叫ばない」
図書委員(2T2 髙本)
【図書館だより】2025年10月2日
『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』 汐見夏衛/著
母親とケンカをして家を飛び出した百合。目を覚ますとそこは70年前の戦時中の日本だった。
偶然通りかかった彰に助けられ、色々な人の支えを受けながら戦時中の日々を過ごす中で、百合は彰に恋をしてしまう。しかし彼は特攻隊員で、命を懸けて戦地に飛び立つ運命だった。のちに百合は彰の本当の想いを知る。
この本の見どころは、戦時中の過酷な生活、そして国のために戦わなければならないという非常理さ。そして好きな人との永遠の別れその人が抱えていた本当の想い。そういう場面に注目してほしいです。私たちは戦争というものを知らず、本当に経験した人たちしかわからない匂いや温度、五感を使った情景があるということを心の片隅に置きながら、読んでみてください。
映画もありますが、まずは本で読んでみて自分なりの解釈をしてみてほしいです。その後に、自分が見つけられなかった新しい視点を映画で見て欲しいです。
図書委員(1年 匿名希望)
【図書館だより】2025年10月1日
『愛がなくても生きてはいけるけど』 詩/著
【本の内容】
人生や恋愛がわからなくなったときに、少し考え方や視点が変わる様な言葉が100個書いてあります。
【おすすめ理由】
色んな人が考えて悩む内容が本に書かれており、それに対する作者の経験などを踏まえた考え方が書かれており、面白いと感じました。また話の内容も1ページごとに完結するので、自分の読みたい内容だけを読むのもありですし、隙間時間に読めるのがいいなと感じたからです。
図書委員(3F3 中島)