学校法人 文徳学園 文徳高等学校・文徳中学校

図書館だより のブログ

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[本の紹介] あの漫画の第5部のその後

【図書館だより】2025年10月29日

恥知らずのパープルヘイズ(ジョジョの奇妙な冒険より)』   上遠野浩平/著,荒木飛呂彦/原作

 この本は第5部でジョルノたちと袂を分かったパンナコッタ・フーゴが主人公です。アニメや漫画では描かれなかった彼のその後や内面が丁寧に描かれています。フーゴの内面的成長も魅力の一つです。

・『ジョジョの奇妙な冒険』第5部が好きな人
・フーゴのキャラクターに魅力を感じる人
・ジョジョの世界観をさらに深く楽しみたいファン
 の人におすすめです

図書委員(2JS2 米村)

[本の紹介] かんづめ

【図書館だより】2025年10月28日

もものかんづめ』   さくらももこ/著

 「ちびまる子ちゃん」で知られるさくらももこさんが、自分の子ども時代や家族との出来事、日常のちょっとしたエピソードをユーモアたっぷりに書いたエッセイ集です。
 ふざけてるのに、なぜか心に残る話ばかりで、気づいたら何度も読み返してしまいます。
 笑えるのに、ちょっと切なかったり温かかったりで、普段の生活が少し楽しく見えてくるような一冊です。

図書委員(1年 匿名希望)

[本の紹介] 真の幸福

【図書館だより】2025年10月27日

アルジャーノンに花束を』   ダニエル・キイス/著

 的障害を持つ主人公が、知能を向上させる手術を受け、天才的な知能を獲得する過程と、その後の知能の退化を描いた物語です。
 知能の高さや知識だけでは真の幸福は得られないということ、そして人間にとって愛情や友情が不可欠であるという点に気づかされます。

図書委員(1F2 石松)

[本の紹介] あなたにも経験があるかも

【図書館だより】2025年10月24日

スマホに届いた怖い話』   藤白圭/著

 この本は現代のデジタル社会において身近な恐怖を書き出した一冊です。スマホを通じて突然届く謎のメッセージや、見知らぬ番号からの不気味な通知など、日常の中に潜む恐怖をリアルに書いてあります。物語は、実際に起こりそうなシチュエーションを巧みに取り入れてあり、読者をどんどん引き込んでいきます。特に、日常の中に潜む恐怖を体験したい方にぜひおすすめします。
 また、メッセージアプリでの短いやりとりをメインにして、話が進んでいくので普段あまり本を読まない人にもおすすめです。スラスラ読めるため読むのに時間がかからないので気軽に手に取ってみてください。

図書委員(2年 匿名希望)

[本の紹介]

【図書館だより】2025年10月16日

雲を紡ぐ』   伊吹有喜/著

 高校生の美緒は、いじめをきっかけに不登校になってしまう。
 そんな美緒が唯一安心できたのは、自分が生まれた時祖父母が織ってくれたというホームスパンの赤いショールに包まっているときだった。そんな娘の姿を心配した両親は、美緒からショールを取り上げてしまう。家にも学校にも居づらくなった美緒は、祖父母に会いに盛岡に行く決心をする。ホームスパンの布を通じて美緒の心も次第に変化していく…。
 一つ一つの描写が美しく、本の世界に引き込まれていきます。
 ぜひ読んでみてください。

図書委員(3JSS 堀川)

[本の紹介] 映画化、そして舞台化された小説

【図書館だより】2025年10月14日

『ハリー・ポッター』シリーズ   J.K.ローリング/作

 この本は、孤児の少年ハリー・ポッターが、11歳の時に自分が魔法使いだと知らされ、魔法学校ホグワーツに入学します。そこで親友ロンやハーマイオニーと出会い、さまざまな冒険を通して成長していく本です。今年公演される舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」は、J.K.ローリングが原案を手掛けた物語で、ハリー・ポッターの息子、アルバスの物語が描かれています。ぜひ、舞台も見てみてください。

図書委員(3年 匿名希望)

[本の紹介]

【図書館だより】2025年10月10日

天久鷹央の推理カルテ』   知念実希人/著

 「天久鷹央の推理カルテ」シリーズは、天才女医・天久鷹央が、助手の小鳥遊と共に様々な医療ミステリーを解き明かしていく物語です。天医会総合病院の統括診断部に集まる診断困難な患者さんや不可解な事件の謎を、医学的知識と鋭い推理で解決していきます。
 医療にあまり詳しくなくてもスラスラ読めるくらい読みやすいのでおすすめです。
 ぜひ読んでみてください。

図書委員(1年 匿名希望)

[本の紹介] 二人の夢から現実へ

【図書館だより】2025年10月8日

小説君の名は。』   新海誠/著

 山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は、自分が男の子になる夢を見る。見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。一方、東京で暮らす男子高校生・瀧も、山奥の町で自分が女子高校生になる夢を見る。やがて二人は夢の中で入れ替わってることに気づくが——。出会うことのない二人の出会いから、運命の歯車が動き出す。
 この小説の中で印象深いのは、瀧が三葉と合うためにティアマト彗星が落ちたあとの窪地に行き、小さな社に置かれてる2つの瓶子のうち、三葉の方の瓶子を取り、その中身の半分を飲んで、再び三葉といれかわって過去を変えようとするシーンです。
 自分は映画を見て号泣したので、ぜひ手に取って読んでみてください。

図書委員(3F5 角)