学校法人 文徳学園 文徳高等学校・文徳中学校

日々のできごと・お知らせ

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IBMYP実践研修

2025年7月29日

IBMYP実践研修
7月29日(火)講師に、埼玉県の昌平中学・高等学校の岩瀬先生をお迎えし、IBMYP実践研修~MYPの導入における準備をご一緒に~を行いました。
MYPの基本理念と指導構造の理解を深める、「授業(探究的・概念的・指導と評価の一体化)」の設計力を高める、ユニットプランナーと評価課題の作成を通じて、MYPの教授方法を習得することなどが目的です。

〇IBが目指すもの
・「より良い、より平和な世界を創造するための価値観、知識、スキルを若者に与えるという、ひとつの使命を共有」したコミュニティの構築
・「学習したことの間につながりを見いだし、個別の科目の枠にとらわれずに世界について学ぶ」ことを目指す
・「学習を自分の周囲の世界に結びつけられるような真の機会を児童生徒に提供することを重視してい」るからこそ「各自の探究が重要」
〇総括的評価課題の作成手順
・学習させたい概念の特定
・重要概念/関連概念の設定(概念的理解の設定)
・グローバルな文脈の設定
・探究テーマの設定
 ↓
・総括的評価課題の設定
・ルーブリックの作成
・総括的評価課題の妥当性の確認

 

IBMYP研修

2025年7月23日

IBMYP研修
7月23日(水)IBMYP研修を行いました。
第1部
①ユニットプランナーの進捗状況の確認(チェックリスト使用)
②探究テーマ、探究の問い
③学習目標の選定
第2部
①総括的評価課題の作成(GRASPSを活用)
②教科間で相互チェック(探究テーマ、学習目標、総括的評価課題)
③振り返り(今日の気づき・疑問点・支援してほしい点)
【研修の目的】
①探究テーマ・問い・文脈を関連付けて、ユニット構想を明確にすることができる。
②学習目標に沿った総括的評価課題を、GRASPS形式で設計することができる。
③他教科との相互検証や振り返りを通じて、自身のユニットプランを改善する視点を得ることができる。

「おもしろシャボン玉」実験

2025年7月11日

「おもしろシャボン玉」実験
7月11日(金)「おもしろシャボン玉」実験を行いました。これまで学習した「身のまわりの物質」の発展的な学びです。4つの班に分かれて、テーマを決め、どのようなシャボン玉ができるか、予想し(仮説を立て)、実験の手順を計画した企画書を作成し、実験を行いました。基本的な材料は、食器洗い洗剤と沸騰させて冷ました水道水を使用しました。
【1班】最強!割れないシャボン玉
【2班】水中シャボン玉をつくろう
【3班】飴玉シャボン玉
【4班】霧の中で浮くシャボン玉
テーマにそったものができるように、シャボン液の濃度などを調節し、試行錯誤をしながら実験を行い、うまくいったかどうかを発表しあいました。

第1回文化祭実行員会【中高合同】

2025年7月9日

第1回文化祭実行員会【中高合同】
7月9日(水)第1回文化祭実行委員会を行いました。
高校の生徒会執行部、各委員会の委員長、中学校の生徒会の役員が集まり、文化祭について話し合いました。最初に、文化祭実行委員会の趣旨と目的について確認し、メンバーと組織図の説明がありました。グループ協議で文化祭のテーマ、どんな文化祭にしたいか、どんなイベント・企画をしたいかなどを協議しました。
文化祭は、11月1日(土)~2日(日)に実施します。

人権集会

2025年7月7日

先日、人権集会を実施しました。中学生全員が一堂に会し、人権について改めて考える貴重な時間となりました。  

まず遠山先生からの講話では、「世界の人権の成り立ち」や「人権の起源」について学びました。学校生活における人権の大切さ、すべての人が幸せに生きるための権利についての説明がありました。いじめの定義についてもお話があり、「相手が苦痛を感じたらそれはいじめになる」という大切な視点を全員で共有できました。また「こども人権宣言」や「心は見えないけれど、心遣いは見える」などの言葉を通して、普段の生活でお互いを思いやることの大切さを考えました。

「人権フルーツバスケット」では、「マイペースな人」「友達に親切にしたことがある人」「困っている人を助けたことがある人」など、自分たちの内面的な特徴をテーマにしてゲームを行いました。楽しみながら体を動かす中で、「自分も友だちもみんな違った良さがある」ということを体験的に学びました。とても盛り上がり、人権のテーマをより身近に感じられる時間となりました。

また、人権に関するグループ活動では、生徒の実体験をハッピーエンドにするためにできる行動について話し合いました。あるAさんが周囲の雰囲気を冷たく感じてしまう場面を題材に、縦割り班で活発に意見を出し合いました。その人に寄り添った声かけをする、積極的に話しかけるなど、具体的な行動までしっかり考えられていた点がとても良かったです。「周りが察して行動することも大切」という意見もあり、友だちへの思いやりについて深く考える時間となりました。