学校法人 文徳学園 文徳高等学校・文徳中学校

日々のできごと

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10月5日(土) 弁論大会

2024年10月11日

文徳中学校多目的ホールにて、弁論大会を開催しました。

各学年の代表者8名がそれぞれの意見を弁論という形で堂々と表現し、全校生徒に訴えかけました。

【演題・代表者】

  1. 「備えあれば憂いなし」 J 畑さん
  2. 「本当の友達とは」 J 中村さん
  3. 「誰もが楽しいと思う社会」 J 南部さん
  4. 「心の支えと娯楽」 J 大田さん
  5. 「英語力を磨く」 J 藤原さん
  6. 「福祉体験を通して」 J 中村さん
  7. 「みんなちがってみんないい」 J 田川さん
  8. 「多様性を受け入れる社会を目指して」2J 山下さん

 【表彰】

最優秀賞 2J 山下さん

 エックスジェンダーの留学生との出会い、最初は困惑したけれど、性別など関係なく普通に接すればいいと思ったら気が楽になったという経験を通して、周囲の社会に目を向け、日本ではまだまだ公共施設での根強い固定観念があるけども、コンビニの男女共用トイレは一歩前進した存在であることを紹介し、多様性を受け入れた、誰もが生活しやすい社会に少しでも近づくために、他者を認めることの大切さを伝えてくれました。

 

優秀賞  3J 藤原さん

 先ず、英語でのスピーチから始まり、事前準備なしに、英語で会話することがいかに難しいことか、ペルーの生徒たちとの交流も踏まえながら話してくれました。日常生活で英語を必要としない島国日本であっても、現在のグローバル化する社会情勢から、英語の必要性がますます高まると感じたことや、崇城大学のSILCでの体験から、失敗を怖れて引っ込み思案になるのではなく、積極的に精一杯の英語で伝えるチャレンジ精神の大切さを伝えてくれました。

 

優秀賞  3J 畑さん

 昔の人とは違い、技術の進歩により便利で安全な生活機器に囲まれた日常生活をおる私たちだからこそ、自然災害などの非常時に備える必要があることを語ってくれました。家族で行うキャンプや家庭菜園での経験を通して、日頃から楽しみながら非常時に備えた生きるための技術を身につけられるということ。また、失敗してもチャレンジすることで得た体験は、非常時の心の備えになることを伝えてくれました。

10月3日(木) アイルランドからの短期留学生を迎えて

2024年10月3日

アイルランドの首都ダブリンより、短期留学生モア・キイラさんを迎え、歓迎会を実施しました。

モアさんは、12月中旬までの約3か月間、本校3年生の生徒諸君と共に授業を受け、行事に参加する予定です。まずは第1日目、生徒諸君はモアさんを海外から訪れた新しい友人として、新鮮な気持ちで接していました。

先月のペルーに引き続き、アイルランドからの体験入学と、異文化に触れる機会が増えることで、生徒諸君は国際的な視野を広げることができる良い機会となっています。

We held a welcome party for Ms. Moore Kiira, a short-term exchange student from Dublin, Ireland.

She is attending classes and participating in events with our third-year students for about three months until mid-December. On the first day, the students enjoyed talking with her, their new foreign friend.

Following  the Peruvian visit last month, the students from Ireland will give the students another opportunity to experience different cultures and broaden their international perspectives.

理科実験

2024年10月2日

理科実験
10月2日(水)中学1年生の理科の授業で、「ロウの状態変化と体積・質量の変化」の実験を行いました。個体のロウを熱して溶かし、液体にして、再度、冷却して個体にするときの体積、質量の変化を調べます。時間を短縮するため、氷水で冷却します。「状態変化」の現象を体感する観察・実験です。

理科自由研究発表会

2024年9月30日

理科自由研究発表会
9月21日(土)中学1年生が、理科の自由研究を発表し合いました。
夏休みに取り組んだ自由研究をスライドを使って発表し、みんなで質問したり、評価したりしました。
〇モールス信号について~通信の目的から、様々な場所へ~
〇身近なものの酸・アルカリ調べ
〇太陽光に色水を当てるとどんな温度変化があるのか
〇水以外の液体でも植物は発芽するのか
〇なぜねるときの時間がわからないのか
〇台所用品の性質
〇「あこや真珠」とは

ペルーとの国際交流 3日目・4日目「International exchange with Peru (Days 3 and 4)」

2024年9月17日

912() 三日目

ペルー団と文徳中の生徒諸君は、縦割り班でスクールバスに乗車し、熊本県県庁の防災センターと水前寺成趣園を訪れました。

防災センターでは、昨今頻発している地震や台風などの大きな災害の原因や起きた時の対処に関して講話をいただきました。ペルーも環太平洋造山帯上に位置している国であるため地震が多く、共感できる部分も多々あるので、生徒諸君は講話に聴き入っていました。また施設内では、クイズラリーや地震発生時のVR体験もでき、災害時の対応の仕方や災害への備えに関して知見を深めることができました。またペルーの生徒たちは、木村熊本県知事への表敬訪問を行いました。木村知事は前日亡くなられたフジモリ元大統領への哀悼の意を述べられた後、ペルーの訪問団に親しみのある温い言葉で対応していただき、サプライズとしてくまモンからの歓迎を受けました。

生徒諸君は防災センターにて昼食を取った後に、水前寺成趣園に徒歩で向かいました。水前寺成趣園では、各班が巡回コースを設定し、ペルーの生徒を引き連れて園内を散策しました。文徳中学校の生徒は、事前学習で作成した各スポットに関する英語のスクリプトを駆使して、ペルーの生徒に説明を行いながら回りました。

炎天下での移動や散策ではありましたが、ペルーの生徒と地震に関して意見を交換しあったり、英語の説明を行なったりなど非常に充実した一日になったようでした。

 

 

学校到着後、多目的ホールにてペルー訪問団へのお別れのセレモニーを行いました。セレモニーでは、エリアナ校長先生から訪問団受け入れへの感謝のお言葉とともにお別れのご挨拶をいただきました。校長先生からのご挨拶の後に、ペルーの生徒一人一人が文徳中学校での思い出を語ってくれました。どの生徒も「人生の中で一番良い経験でした。」「引率していただいたエリアナ先生に感謝しています。」「ホストファミリーやクラスメイトの優しさに触れて嬉しかったです。」「自分が成長できる素晴らしい機会でした。」「また会えることに希望を抱いています。」と語ってくれました。本校からは生徒を代表して蔵座さん(J八嘉小)が英語でお別れの言葉を述べてくれました。

 セレモニー後半ではペルーの生徒がアルパカの上位種であるビクーニャの人形を一人一人にプレゼントしてくれました。本校からは、サンホセ・デ・モンテリコ校に山鹿市の伝統工芸品「来民渋うちわ」を贈りました。また最後のレクリエーションも行い、全員で手を繋いでセレモニーを締めくくることができました。

 

The group from Peru and Buntoku Junior High students split into groups mixing grades and boarding the school bus, went to Kumamoto Prefectural Government’s Disaster Prevention Center and Suizenji Park.
At the Disaster Prevention Center, the students received a lecture on the causes of major disasters such as earthquakes and typhoons, which have been occurring frequently in recent years, and how to respond when they occur. Peru is also a country located on the Pacific Ring of Fire, so it experiences a lot of earthquakes and there were many points that the students could relate to, so they listened intently to the lecture. Also, the students participated in a quiz rally and could experience a VR simulation of an earthquake and flooding, deepening their knowledge of how to respond to and prepare for disasters. The Peruvian students also met Kumamoto Prefecture Governor Mr. Kimura. After Governor Kimura expressed his condolences for former President Fujimroi, who passed away the day before, he greeted the group warmly, and as a surprise had Kumamon come welcome them.

After the students ate lunch at the center, they walked to Suizenji Park. At the park, each group set off on their own course and showed the Peruvian kids around. The Buntoku students had prepared English scripts to describe each spot in the park, so they could explain these places to the Peruvian students while walking around.
Although we were walking under the scorching sun, it seemed to be a fulfilling day as the students were exchanging their thoughts on earthquakes and giving explanations in English.

After arriving back at the school, a farewell ceremony for the group from Peru was held in the Multipurpose Hall. During the ceremony, Principal Eliana shared her thanks for receiving them during their visit and gave her farewell. After their principal’s speech, each student from Peru shared their memories they made at Buntoku Junior High. Each student shared that, “It was the best experience of my life,” “I’m grateful to Ms. Eliana for bringing us here,” “I was happy to experience the kindness of my host family and classmates,” It was a wonderful opportunity for me to grow as a person,” and “I hope to see everyone again.” From Buntoku, one representative student, Zoza (3J from Hakka Elementary School) gave a parting speech in English.
Near the end of the ceremony, the Peruvian students handed out alpaca keychains to each person. Our school presented the San José de Monterrico school with a traditional “Kaimin Shibu Uchiwa” fan from Yamaga City. We also had a final recreational activity, and all the students joined hands to conclude the ceremony.