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2022年08月の記事

2022年8月5日

生徒および保護者の方々へ 校長室より8月

2022.8.5

 夏休みも半分近くが過ぎました。8月に入り、1・2年生は部活動等、3年生は進路実現に向け課外や就職希望者の直前指導等に取り組んでおり、5日には、夏休みの前半の課外等も終了します。この夏休みには、高校は学校見学ツアーを毎日実施しており、多くの中学生や保護者の方に参加いただいています。7月27日には中学校のオープンキャンパスを開催し、文徳中の生徒が主体となって運営し、保護者の方にも手伝っていただき、授業体験や行事等の紹介、施設見学等を行い、多くの小学校の児童と保護者の方に参加いただきました。参加いただきました皆様、ご協力いただきました皆様に心から感謝いたします。本校のことを少しでもご理解いただきましたなら幸いです。学校は8月9日から16日まで閉庁となります。

 さて、今年から気象庁は、線状降水帯発生情報を発生予想の12時間から6時間前に出すようになりました。本県南部に甚大な被害をもたらした令和2年7月豪雨も線状降水帯が発生したものです。この線状降水帯発生情報が7月15日に九州北部地域に初めて出されましたので、本校では、7月16日の終業式を7月19日に延期しました。ところが、再び線状降水帯発生情報が7月18日に九州北部と南部地域に出され、長崎・佐賀・福岡・大分と発生が確認され、前線が南下していましたので19日も休校として、20日にようやく1学期の終業式を実施することができました。本県では、線状降水帯の発生は確認されませんでしたが、全国的に見れば、大雨による被害は各地で発生しており、観測史上最短の梅雨と発表されましたが梅雨末期のような天候となっています。台風も5号・6号と発生し九州の西を北上し、8月4日には、新潟県や山形県で記録的な大雨をもたらし、令和2年7月豪雨を思い出すような甚大な被害が出ています。被災された方々にお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復旧復興を願っています。これから台風の季節となりますので危機意識を持って自然災害への備えをしっかりと取っていきたいと思います。

 また、新型コロナウイルスの感染拡大が続いており「第7波」の到来となりました。BA.5系統への置き換わりが進み連日過去最多の新規感染者数を更新しています。昨年は、東京2020オリンピック・パラリンピックが開催され、同時期に、新型コロナウイルスの急激な感染拡大が続き、県のリスクレベルも最高の「レベル5厳戒警報」に急遽引き上げられた時期で「第5波」の到来といわれていました。今年1月からの「第6波」の収束が見られない中での「第7波」の到来となっており、本県では、8月2日に「熊本BA.5対策強化宣言」が発令されました。この宣言の下で、高齢者など重症化リスクの高い方が、必要な時に必要な医療を受けられる医療提供体制を守り、社会経済活動を継続できるよう、県・県民・事業者が一丸となって対策に取り組んでいくこととされており、改めて、我々一人一人が自分の命、周囲の人の命を守るために自覚を持って行動することが強く求められています。

 私たちにできることは限られていますが、今一度、日々の生活を振り返り、3密を避け、マスクの着用、手指の消毒、日々の健康観察等、実践し徹底したいものです。8月22日には、2学期の始業式となります。夏休み後半にこれから入っていきますが、しっかりと休養を取り、準備をしてください。元気なみんなに会えるのを楽しみにしています。