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2024年03月の記事

2024年3月8日

生徒および保護者の方々へ 校長室から3月

2024.3.7

  崇城大学前駅のホームのサクラが咲き始めました。日ごとに春の訪れを感じる季節となりました。ソメイヨシノは、熊本県は開花予想が3月22日となっています。今年の開花は、平年より早まるところが多い予想であり、特に北陸や北日本では平年より一週間以上早まるところが多い見込みだそうです。一方、九州や四国では平年並のところが多く、静岡では平年よりやや遅くなるとの予想が出ていました。

 2月は、例年になく雨が多い印象でしたが、文徳高校一般生入試、中学・高校の学年末考査も無事に終えることができました。そして2月29日には、文徳高校第63回卒業証書授与式を実施し、卒業生379名が次のステージに向けて母校を巣立っていきました。今年の卒業式は、コロナ禍後初めて在校生(2年生)も参加して保護者の皆様も人数制限なしで実施することができました。最後は、みんなで校歌を歌い、式を終えることができました。

 新型コロナウイルス感染症は、全国的に減少傾向となり第10波とも言われた流行もピークを過ぎたといわれるようになりました。また、インフルエンザの流行も減少傾向となっています。

 さて、令和5年度も1月足らずとなり、年度のまとめと令和6年度の準備をするときとなりました。生徒会では4月末の体育大会の準備を始めています。みんなで知恵を出し合い、工夫して、思い出に残る充実した体育大会となるよう取り組んでいきたいと思っています。3月11日は、中学校の修了式(卒業式)を、3月16日は、高校の合格者招集日と中学校の新入生スクーリングの日となっており、新入生を対象とした説明会を実施します。そして、3月18日は、いよいよ3学期の終業式です。

 また、3月の全国選抜大会にソフトテニス部男子、空手道部女子が出場します。出場する選手には、日ごろから応援し支えていただいている皆さんに感謝し、日ごろの練習の成果を発揮して競技を楽しみ、活躍することを願っています。

 令和5年度は、新型コロナウイルス感染症が5類に移行し、体育大会、文化祭等、学校行事もコロナ禍前の状態に近く実施することができました。文化祭の通常開催は、四年間の空白があり、在校生に全く経験者がいない中、生徒会を中心に一からアイディアを出して準備を進め、3年生は、クラス企画はありませんでしたが、1・2年生の企画・取組を陰で支え、文徳生が一丸となって一般公開を含めた2日間の文化祭を実現してくれました。この文化祭は、生徒諸君はもとより、文徳会(保護者会)の皆様、淵徳会(文徳高校同窓会)の皆様、本校教職員にとって、コロナ禍での苦しい思いを払拭する感慨深いものになったのではないかと思っています。生徒諸君の努力と保護者の皆様、同窓会の皆様のご理解とご協力により学校行事も予定どおりに実施できました。本当にありがとうございました。次年度もよろしくお願いいたします。

 令和6年度は、コロナ対応も新たな段階に移っていきますが、油断なく場面に応じた感染症対策等講じて、みんなで「日常の当たり前の生活」がさらに実現できるようにしっかりと取組を進めていきたいと思っています。4月6日は、令和6年度1学期始業式、4月8日は、高校と中学の入学式となっています。令和6年度は、コロナ禍で中断していました2年生を対象とした海外語学研修を実施する予定で準備を進めています。

 最後になりましたが、この3月は、生徒諸君にとって、本年度の振り返りと新年度の準備の時であるとともに、次年度に向けての休養の時でもあります。次年度に備えてしっかり充電してください。