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2025年5月9日
生徒および保護者の方々へ 校長室から5月
2025.5.8
新型コロナウイルス感染症が感染症法上、季節性インフルエンザと同じ5類感染症扱いとなって5月8日でまる2年となりました。新聞等でもいろいろな感染症の流行の動向と新たな感染症への備えが呼びかけられています。感染症法施行規則の改正により、令和7年4月7日から急性呼吸器感染症(Acute Respiratory Infection:ARI)の全国的な定点調査も始まっているとのことです。今後も油断することなく場面々に応じて、手洗い、うがい、マスクの着用等、取り組んでいく必要があります。
さて、4月29日には、学校の一大行事の一つである体育大会を大会テーマ「”疾風”~一瞬の青春を駆け抜けて~」の下、予定どおり実施することができました。前日の午前中は思いのほか雨が降り心配しましたが、午後からは天候も回復し崇城大学のグラウンドで会場設営・準備を行うことができました。担当の生徒諸君や先生方には熱心に準備にかかわっていただき無事に会場設営と準備が終えることができました。当日の朝は、予報どおり快晴で、少し風もあり肌寒さも感じる過ごしやすい天候となり、絶好の体育大会日和となりました。早朝からの放送等の準備も整い、各団の団長の指示の下、生徒諸君の集合も完了し、9時から開会式を行い、プログラムがスタートしました。開会式のあいさつでは「今置かれている環境の中で『何をなすべきか、何ができるのか』を考え、みんなで体育大会の成功に向け心を一つにして、リーダーシップを発揮し臨機応変に一人一人が行動しよう。競技や演技をしている人の一生懸命さとみんなで盛り上げようとする気持ちがあればきっと見ていただいている皆さんに伝わる」と話しました。競技や演技においては、一人一人主体的に行動しており、招集もスムーズに進み、前半は予定より少し早い状態でプログラムも進んでいきました。午後の部は、45分ほど遅れましたが、生徒諸君一人一人が今置かれている環境で「何をなすべきか、何ができるのか」を考えて本当によく行動してくれました。応援団を中心にスタンドを盛り上げようとしている姿も多く見られました。団体演技の高校1・2・3年女子のダンス、高校1・2・3年男子のエッサッサ、高校選抜集団行動、中学生のよさこい2025、競技のサイコロ運試しリレー、綱引き、長縄跳び、玉入れ、団対抗リレーなどプログラムも多彩で大変盛り上がりました。最後の応援合戦も各団席と応援団が一体となり、校歌の部では団席の生徒諸君が肩を組んで歌い、演舞の部では応援団の演武に団席の生徒諸君が声を掛け合い、素晴らしいものとなりました。また、部活動紹介&リレーも各部の特徴が出た素晴らしいものでした。文徳生の一致団結した”底力”を見た思いがしました。生徒会を中心に文徳生全員が心を一つにして取り組んだ成果だと思っています。今年もご来賓の皆様にもご観覧いただくことができ、スタンドには、多くの保護者の皆様等の姿があり、最後まで温かいご声援をいただきました。保護者の皆様、会場を提供いただきました崇城大学の皆様、そして、すべての関係の皆様に心から感謝を申し上げます。
また、部活動でも阪神甲子園球場で5月5日に開催された全国高等学校軟式選手権大会70回記念 春の軟式交流試合in甲子園に西日本選抜チームのメンバーに本校3年生が選ばれて出場し活躍しました。空手道部は、国スポ予選を兼ねた県大会で少年女子形の部で1位・2位・3位、少年男子形の部で3位、少年女子組手の部で4位と大健闘しています。5月24日からは県高校総体の先行実施の競技が始まります。生徒諸君の活躍を楽しみにしています。
令和7年度も1か月が過ぎ、本格的に始動しました。更に充実した学校生活となるようみんなで”やり抜き”ましょう。