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2025年6月4日
生徒および保護者の方々へ 校長室から6月
2025.6.3
今年は、九州南部が5月16日ごろ梅雨入りしました。平年5月30日ごろ梅雨入りしていますが、2週間ほど早く、沖縄よりも早い梅雨入りとなっています。雨の日が少しずつ多くなっているように思いますが、熊本県が属す九州北部の梅雨入りは発表されていません。平年は6月4日ごろ梅雨入りしています。昨年は梅雨入りが遅く6月17日ごろの梅雨入りでした。気象庁は、昨年から線状降水帯発生予測を府県単位などで発表するようになっています。予測精度はまだ低いですが、これから梅雨の大雨、台風の襲来など、線状降水帯の発生も危惧され自然災害が心配な季節となりますので、安全第一、空振り覚悟の対応が必要になってくると思っています。田植えの季節を迎え恵みの雨でもありますが、大きな被害がないことを願うとともに、心して防災に努めていきたいと思っています。
さて、一部、5月23日から先行開催の競技もありましたが、5月30日には県高校総体と総文祭が総合開会式を含めて開催されました。6月2日までは天候にも恵まれ、順調に大会も終えています。県高校総体の総合開会式は、パークドーム熊本で開催され、文徳高校は29番目の入場でした。また、総合文化祭の総合開会式は、今年は県立劇場が使用できなかったため、熊本市民会館で開催され、迫力のある和太鼓演奏のオープニングで始まり、近隣の国際交流会館等も活用して発表や展示等が行われました。総文祭のパレードは、今年は5月24日に計画されていましたが雨のため残念ながら中止となりました。総文祭は5月31日に、総体は2日に本校が出場した種目はすべて終了しました。コロナ禍で大会が中止や制限された日々を思い出しますが、今年もそれぞれの部活動において、これまでの練習の成果を発揮する場を得ることができありがたく、本当によかったと思っています。保護者の皆様のご支援・ご協力、競技関係者の皆様のご支援に心から感謝いたします。3年生にとっては、最後の大会となった人も多く、力が発揮できた人、思うようにいかなかった人、それぞれの思いがあると思いますが、この日まで仲間とともに苦難を乗り越え、努力を続けて取り組んできた過程にこそ価値があると思っています。次は、各自の進路実現に向け気持ちを一新し邁進してほしいと思っています。2年生と1年生には、3年生の努力を引き継ぎ、さらによくなるよう新たな一歩を踏み出してもらいたいと思います。県高校総文祭では、5月23日・24日に先行開催された将棋で団体2位、個人で3位と大健闘しています。県高校総体では、ソフトボール部男子が優勝し、相撲部とソフトテニス部男子、ソフトボール部女子が団体準優勝、剣道部男子、バドミントン部男子が団体3位と大健闘しています。個人戦では、ソフトテニス部男子が優勝、空手道部女子が形で優勝とこちらも大健闘しています。個人戦で準優勝、3位になった競技もあり、団体、個人を含め九州大会、南九州大会や全国大会(インターハイ)への出場権を得ています。本県代表としてさらに努力を続け、一層の活躍を期待しているところです。ライフル射撃部は、来週九州大会、7月には、硬式野球、軟式野球の全国大会県予選、吹奏楽の県予選コンクールも控えています。本校生一人一人が目標達成に向けて最後まで粘り強くやり抜くことを願っています。
新型コロナウイルス感染症は、5類に移行し感染者数もゼロが続くようになりました。本校では、最近、インフルエンザの感染者数が増えており、流行の兆しがあります。私たちには、場面に応じた適切な対応が引き続き求められており、油断することなくマスクの着用、教室の換気、手指の消毒、うがい等取り組んで行く必要があります。これからは暑さも厳しくなり、熱中症なども心配な時期です。一人一人が健康管理に気をつけ、やるべきことを徹底していきましょう。